過去20年の考察です。
今までやってきた皐月賞考察の集大成的な感じになっています。
長いですが、行ってみよう〜。
 
 
 
・弥生賞組[7-5-13-58]
83頭中12頭連対25頭3着以内。
最も勝ち星が多く、皐月賞の最重要ステップ。

・弥生賞1着馬[2-1-6-8]
17頭中3頭連対9頭3着以内。
複勝率は50%を超えるものの、単勝回収円は15円なのでしっかり見極めたい。

・1着馬で4角1番手と5番手以下[0-0-2-8]
全馬人気より着順を下げている。
弥生賞勝ちはストレスがきついので、極端な脚質の馬は厳しい。

・1着馬で4角2〜4番手以内[2-1-4-0]
複勝率100%。
ランニングゲイルが捲って4角1番手なので、それを含めると[2-1-4-1]
ストレスを最小限に抑えるには先行するのがいい。

今年の該当馬はヴィクトワールピサ。
弥生賞の通過順は6-5-7-9で、いわゆる完結Vライン。
差してきたので、過去のデータからは危険なタイプといえる。
というか基本的に弥生賞組は先行しないと厳しく、全体でも4角7番手以下の馬は[0-1-0-25]。
連対したのは、弥生賞1人3着で本番位置取りショックを仕掛けたキングヘイローだけである。
武豊はかつてアドマイヤオーラにいつもより前目で競馬させたことがあっただけに、この差す競馬には違和感を覚えた。
内枠で行くに行けなかったというのが本当のところかも知れないが。
本番で位置取りを下げる可能性は高く、そうなると前残りもありそう。

・弥生賞2着馬[3-0-3-11]
17頭中3頭連対6頭3着以内。
かつては勝ち馬より相性がいいとされていたが、近年は不振のステップ。
こちらも差し馬には厳しいステップで、4角7番手以下は[0-0-0-6]。
ただ逆にいえば、先行してきた馬には勝ち馬よりストレスを抑えられる分有利に働く。
また勝ち馬では不振だった逃げ馬の巻き返しも見られるステップである。

・2着馬で4角4番手以内[2-0-3-3]
この内勝ち馬から0.3差以内にとどまった馬は[2-0-2-0]になる。
ちなみに全馬4番人気以内だった。人気に支持されて前に行き、勝ち馬と好勝負した馬は安定。

今年の該当馬はエイシンアポロン。
2番人気2着、4角4番手、勝ち馬から0.1差。
先程見てきた[2-0-2-0]の中に該当するタイプの馬になる。
おそらく2〜4番人気くらいになると思うが、この馬には印を打たざるを得ないだろう。

・弥生賞3着馬[1-3-1-11]
16頭中4頭連対5頭3着以内。
3〜5年に1頭絡んでくるステップ。
タケミカヅチ、タイガーカフェ、キングヘイロー、イシノサンデー、イイデセゾン。
共通点は根幹距離のOP勝利経験か重賞連対経験があった。
そういう馬に限れば[1-3-1-5]。まあ、ラガーレグルスは勝ってただろうから実質[2-3-1-4](笑)。
近走連続好走しているのに、人気の落ちたタイプというのが狙い目。
あと全馬非L系。イイデセゾンもダビスタで根性が一番高いくらいだからC系だろう(笑)。

今年の該当馬はダイワファルコン。
ジャンポケ×サンデーと非L系配合なので個人的には気になっていたタイプだったのだが、
このデータを見るとなかなか厳しそう。
ただ中山マイル1番人気1着経験、前走Vライン、生涯複勝圏確保など、穴馬としての素質は十分。
買う馬がいなかったら、抑えておいても損はないのではないだろうか。

・弥生賞4着馬[1-1-1-5]
8頭中2頭連対3頭3着以内。
優先出走権を手に入れられなかった馬なので、基本的には賞金上位馬の巻き返しを狙う形。
3着以内に入った3頭は前走4角3番手で本番も逃げor先行していた。
差し経験しかない馬はマイナスで、本番前に行けるような馬を狙いたい。
今年の該当馬はダイワバーバリアンで回避。

・弥生賞5着以下[0-0-2-23]
25頭中0頭連対2頭3着以内。
若駒戦だけあって、一度リズムを崩すと厳しい。
巻き返した2頭はセイウンワンダーとチタニックオー。
共通点はマイル重賞連対歴と、Hペースを差しに回る位置取りショックを仕掛けた点。
前走先行して布石を作りつつ、本番Hペースを差しに回って初めて複勝圏。
本番がスローだとフォーカルポイントのように不発に終わる。
Hペースが予想されるメンバーだったら、注意したい。


・スプリングS組[6-5-3-100]
114頭中11頭連対14頭3着以内。
勝ち馬は弥生賞の次に多いが、頭数が多いので率自体はあまり良くない。
ただ同距離ステップのストレスがないので、勝ち馬の比較ならこちらの方に分がある。

・スプリングS1着馬[5-1-1-9]
16頭中6頭連対7頭3着以内。
メイショウサムソンまでは3連勝中以上の馬以外は用無しで、
アンライバルドまでは差し、追い込みの馬は用無しだった。
段々と縛りが緩くなってきている感じである。
ただアンライバルドも通過順が8-8-7で、追い込み一辺倒ということではない。

・1着馬で4角8番手以下[0-0-1-4]
タニノギムレット、ブラックタイドが散った有名なステップ消化。
弥生賞同様追い込み馬は不振の傾向で、スプリングS全体でも4角7番手以下の馬は[1-2-1-45]、
4角10番手以下は[0-1-1-25]となっている。
4角10番手以下から巻き返したのはドリームパスポートのみである。これは後述する。

・1着馬で5番人気以下[0-0-0-5]
かつてスマイルジャックを狙ったが、駄目だった。
5番人気以下からの馬はよほどリズムのいい馬でないと厳しい。
でも、そういう馬は本番前に人気になるという矛盾も抱えている(笑)。
逆に4番人気以内で1着した馬は[5-1-1-4]。
リズムがよくて人気に応えた馬は安定。先行なら尚よし。

今年の該当馬はアリゼオ。
2番人気1着で人気に応え、生涯複勝圏確保。
ブライアン、ブルボン級とはいえないまでも、サムソン、アンライバルド級の成績とはいえる。
ただこれで前走先行していたら買うのだが、逃げてしまったのが痛い。
スローを逃げられなかった逃げ馬で勝つってのは、本番の布石としては最悪。
ミホノブルボンは1.2秒差圧勝でストレスが少ないし、それに同馬はずっと逃げていた。
このままだと横山典弘はロジと同じ過ちを犯す形になってしまう。

・スプリングS2着馬[0-1-1-14]
16頭中1頭連対2頭3着以内。
延長ステップだけあって、リズムがそのまま本番に反映される。

・2着馬で3番人気以下[0-0-0-12]
人気に支持された馬でないと巻き返せない。
逆に2番人気以内で2着した馬は[0-1-1-2]で全馬掲示板。
3着以内に入った2頭は3角、4角ともに4番手以内の先行型。
メジロブライトがここを追い込んで本番でも敗れたように、先行の方が安定感がある。

今年の該当馬はゲシュタルト。
位置取りや厩舎を考えると面白いかもと思っていたが、10番人気2着がネック。
巻き返した馬にはスプリングS以前にOP以上の実績があったし、これは消しでいいか。

・スプリングS3着馬[1-1-0-14]
16頭中2頭連対2頭3着以内。
勝率は悪いが、ダイワメジャー、ドリームパスポートが巻き返したステップ。
ダイワメジャーはいいとして、ドリームパスポートは何で買わなかったか不思議。
生涯複勝圏確保で2人3着から当日10人の人気急落。
しかもC系フジキセキの内枠替わりと考えれば、高田にしてやられたとしか言えない(爆)。
2頭の共通点は1番人気1着経験があったことと、芝での生涯複勝圏確保の二つか。

今年の該当馬はローズキングダム。
1番人気1着経験、生涯複勝圏確保の二つの材料を持っており、消すのは危険。
しかし休み明けでマイナス体重など、不安要素がないわけではない。抑えまでか。

・スプリングS4着以下[0-2-1-62]
65頭中2頭連対3頭3着以内。
この数字を見てもわかるように、基本的には消しのステップ。
2着に入った2頭はサンツェッペリンとオースミブライト。
共通点は2000mの重賞を3番人気以内で1着した経験と、スプリングSで4番人気以内に支持されていた点、L系であった点などが挙げられる。
本番をトライアルに見立てる戦法で、凡走後の距離延長(バウンド延長)であった。
特にサンツェッペリンは、バウンド延長で逃げられなかった逃げ馬の位置取りショック。
本番前に差しを試した松岡の勇気には脱帽した(普通若手は乗り替わりが怖くてできない)。
ちなみに3着はメイショウジェニエで、こちらはC系。
3人5着後の人気急落で巻き返した形。C系やまとまり系はリズムがいい馬を狙いたい。

・若葉S組[2-2-1-20](阪神に替わってからの過去10年)
25頭中4頭連対5頭3着以内。
中山の頃より相性は悪くなっている。

・若葉S1着馬[1-0-1-6]
8頭中1頭連対2頭3着以内。
2頭の共通点は若葉S1番人気1着、生涯連対圏確保、1番人気1着経験2度以上。
ここまで材料を持っていたのはこの2頭しかいない。
そう考えるとヴィクトリーの7番人気急落はカッチーのせい?(笑)

今年はペルーサが該当。前記した2頭と同じ材料を持っていたが、回避。
こうやって大事に大事にされてるような馬こそ、皐月賞を使うべきだと思うが。
ダービーを無敗で勝てる馬なんてそういないのでね。

・若葉S2着馬[0-1-0-9]
10頭中1頭連対1頭3着以内。
かつては死のステップだったが、トライアンフマーチが初めて連対した。
4番人気2着で先行し比較的疲労が少なかったのと、差しに回る位置取りショックが効いた感じ。
スペシャルウィーク×ダンシングブレーヴとアップに対応できる下地もあった。

今年はヒルノダムールが該当。
マンハッタンカフェ×ラムタラで字面的にはL系で、皐月賞には向かなさそう。
しかし同馬は若葉S2着馬の中では初の1番人気で、1番人気1着経験や生涯掲示板確保材料がある。
若駒Sを上がり33.1で勝ち、前走35.9で2着。未勝利戦、ラジオNIKKEIで多頭数内枠も経験済み。
こう見ると経験の多様性、臨戦的には面白そう。本命候補。

・若葉S3着以下[1-1-0-5]
7頭中2頭連対2頭3着以内。
単勝回収円は1655円、複勝回収円は428円になり、穴で期待できるステップ。
掲示板に入ったのは4頭。
この4頭の共通点は3番人気以内だったこと。
非L系がスローで敗退し、本番Hペースで巻き返すというのがこのステップの基本形。
今年は該当馬なし。

・毎日杯組[1-0-1-38]
40頭中1頭連対2頭3着以内。
平均人気10.4人気の平均着順10.3着と低い次元でまとまってしまっているステップ。
しかも3着は降着で繰り上がり3着なので、全消しでいいくらいになってしまっている。

・毎日杯1着馬[1-0-1-8]
10頭中1頭連対2頭3着以内。
唯一皐月賞を制覇したのはテイエムオペラオー。
生涯掲示板確保、ダート勝利経験、3連勝で0.7差圧勝後などが材料としてあった。

・毎日杯2着以下[0-0-0-30]
壊滅的なステップ。掲示板に入ったのも3頭だけである。

今年の該当馬はリルダヴァル。
ステップとしては最悪。要は叩いてどこまで変われるかってことだろう。
血統はアグネスタキオン×サンダーガルチ。
タイプ的にはL系かLM系といったところで、あんまり奥がありそうな感じはしない。
父親同様完成度の高さでOPに上がり、それをどこまで維持できるかみたいなタイプに映る。
調教はいいらしいが、スローと少頭数しか経験していないし個人的には食指が動かない。

・きさらぎ賞組[1-0-0-6]
7頭中1頭連対1頭3着以内。
非根幹距離でスローになりやすい重賞なので、そのギャップに戸惑う。
勝ったのはハクタイセイだが、当時のきさらぎ賞は2000mだった。
よほど厳しい経験をした馬のみ拾う感じで。

今年はネオヴァンドーム、レーヴドリアンが該当。
ネオヴァンドームはジェミードレスの近親で一歩足りないCL系。
レーヴドリアンは少頭数外枠の差ししか経験していない。
どちらも微妙なところである。まあどっちかというと、ネオヴァンドームが怖いが。

・アーリントンC組[0-1-0-7]
8頭中1頭連対1頭3着以内。
ダンツフレームのみ連対。逃げて穴人気した馬が消えてるように、逃げ馬は厳しい印象。
ダンツフレームの場合、1番人気1着でかつ生涯連対圏確保という材料があった。
かつてローレルゲレイロを狙ったが9番人気6着。
リズムがいいことは必須だが、最低でもそこにバウンド延長は欲しいところ。

・共同通信杯組[0-0-2-9]
11頭中0頭連対2頭3着以内。
3着の2頭はジャングルポケット、フサイチホウオー親子(笑)。
共に共同通信杯で1番人気1着であり、2走前のラジオNIKKEI賞でも連対していた。

今年はハンソデバンドが該当。
生涯連対圏確保はジャンポケ、ホウオーと同じ材料だし、
ジュニアCの内容はマイラーのそれであり、皐月賞には合いそう。
ただ、同馬の場合2走前に2000mを使わなかったので、バウンド式は取れなかった。
マンハッタンカフェ×アフリートの血統はL系でイマイチ。これは迷う。

・すみれS組[0-0-0-8]
2200m以上だと緩いペースになりやすく、本番との関連性が薄い。

・500万下組[0-1-0-11]
12頭中1頭連対1頭3着以内。
サクラスーパーオーのみ連対。
急坂根幹距離を人気で差して勝つような馬には注意。
もちろんアップに対応できる血統も必須か。
今年は該当馬なし。

・休み明け組[0-0-0-9]
共同通信杯組を除くと、全馬4着以下。
京成杯を1番人気1着したジャリスコライトですら、5番人気7着だった。
かなり厳しいステップといえる。


以上で考察終了。
現時点での予想は
☆ヒルノダムール
☆エイシンアポロン
☆ハンソデバンド
☆ローズキングダム
(※ネオと入れ替えて追加)

今年は大混戦で、どっからでも入れる印象。
無難なのはエイシンアポロンだろう。軸候補。
一発ならヒルノダムール。藤田の連続騎乗も臭う(笑)。
ハンソデバンド、ローズキングダムは抑えで。

参考になったよ〜って人は→ブログランキングバナー競馬ブログ・ランキング